カラフルで立体的な造形が楽しめる
「マジパン」が、SNSでも人気♪
今回はハロウィンの季節にぴったりなマジパン作りを専門家に教わります。
教えてくれた人倉地やよい さん
マジパン制作・販売 sweet monster代表。 18歳からパティシエとなり、数年前からマジパン制作を開始。 現在は主にウエディングケーキ用のマジパンをオーダーに応じて制作。
ブログ https://ameblo.jp/pts-yayoi/
ヨーロッパの伝統菓子を可愛く手作り
「マジパンはドイツなどヨーロッパ各地に伝わる伝統的なお菓子。 イースター、 ハロウィン、 クリスマスなどさまざまな年中行事で子どもたちへ のプレゼントとしても人気なんですよ」 と語るのはマジパン制作のスペ シャリストである倉地さん。
基本的な作り方は好きな色をつけて、 手でこねたり、 まるめたりする作業。 火を使わず、 まるで粘土細工のような感覚で作れるので、 お子様といっしょに楽しむのもオススメです。
ハロウィンの飾りつけや手土産にもぴったりな可愛いマジパン作りに、 この秋あなたもトライしてみませんか?
[基本となる材料] ・マジパンペースト
・食紅(赤・黄・青など)
・ココアパウダー
・コーンスターチ(固さ調節用)
1.色をつける 食紅を爪楊枝に少量取り、マジパンペーストにつけます。オレンジ色にしたい時は、赤と黄色の食紅(グリーン=黄と青、パープル=青と赤、茶=ココア)でもOK。
2.こねて色を均一にする 外側から内側へと包み込むようにこねていくと、素早く均一に仕上がります。
3.おだんご状にする 手のひらを広げて両手ではさみ、転がすようにすると指紋やシワなどが付きにくくなります。
メーカーや温度湿度によって微妙に固さが異なるため、コーンスターチを入れて耳たぶくらいの固さになるように調節しましょう。分量はだいたいで大丈夫です。
❶かぼちゃの形を作る オレンジ色に着色し、おだんご状にまるめたマジパン(「まずは準備」参照)を楕円状に整えます。
❷ナイフで筋を入れる 下から上にまずは十字に切れ込みを入れ、その後角度をずらして計8本の筋を作ります。
❸くぼみをつける 上下を指ではさんで押した後、箸などで上部にくぼみをつけます。
❹軸をつける グリーンに着色したマジパンを小さく丸めて、上につけます。
❺顔パーツを作る マジパン(白)をまるめてつぶし、クッキングシートの上で薄くのばします。
❻目と歯をつけて完成! 目は三角に、歯は長方形にギザギザの切り込みを入れ、貼り付けて完成!
❶胴体を作る パープル色に着色し、おだんご状にまるめたマジパン(「まずは準備」参照)を楕円状に整えます。
❷顔を作る ごく微量の食紅(赤と黄)で着色し、胴体より小さめにまるめたマジパンに箸先で目の穴をあけます。
❸目・鼻・耳をつける 穴をあけた部分に涙型(白)を入れてその上に小さくまるめた目(茶)をつけ、鼻、耳もつけます。
❹髪と口を作る 頭の前と後ろに髪の毛(茶)を作り、口を竹串などでかたどります。
❺帽子を作る 胴体の残りのマジパンをシートの上で薄くのばし、丸型で抜いて帽子のツバ部分を作ります。まるめたマジパンを三角にし、先をとがらせて帽子を作ります。
❻パーツをつなげて完成! 胴体、顔、帽子のツバ、三角のとんがり部分を順につけたら完成!
マジパン作りは手でこねる、まるめるなど手作業がメインとなります。最初に手をよく洗い、清潔な布巾かペーパータオルできれいに拭いてから作業しましょう。
また色移りを防ぐため、マジパンの色を変えて作業するたびに必ず手を拭うようにしましょう。
他の記事はこちら