癒やしのケアでお悩み改善
マスク生活にリモートワーク、おうち時間が増えてスマホもつい長時間…そんな毎日が続き、ストレスやコリ・眼の疲れ・頭痛などの症状に悩む人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、
脳を休息させて身体の不調を改善へと導く「脳休ヘッドマッサージ®」を開発された稲垣先生に、誰でも手軽にできるセルフケアを教わりました。
優しく包み込むような触れ方や心地よいと感じる波のリズムを取り入れたマッサージは「癒やされる」と大評判。ちょっとした隙間時間やお風呂でもできるので、ぜひトライしてみてくださいね♪
おでこ部分にある前頭筋は、考え事やイライラ・緊張でしかめっ面のような状態が続くと負担がかかってしまい、頭痛の原因に。手の面を広く使って、優しくマッサージしましょう。
❶手を置く
手根(手のひらの付け根部分)を眉間に置いて3秒キープします。※眉毛に手を置かないよう注意。
❷上へ引き上げる
手を滑らさずに上がるところまでゆっくりと動かします。
❸3秒キープして離す
②の状態で3秒キープしたら、ふわっと手のひらを浮かします。①~③を2~3回繰り返しましょう。
1・2・3と数えてふわっと浮かす、波のようなリズムが気持ちいい♪同じ要領で左・右目の上部をマッサージするとなお効果的です!
頭痛や眼精疲労などを引き起こす側頭筋のコリをほぐすだけでなく、リフトアップで小顔効果も期待できるメニュー!手を広げてポイントを捉え、ゆるめる感じで行いましょう。
❶手を置く
目尻の延長線上(骨のくぼみがある場所)に手根を当て、手のひら全体で頭を包むように置きます。
❷上へ引き上げる
手根はそのままの状態で頭から指を離して広げ、花が開いたようなポーズのまま、手を上へ動かして3秒キープします。
❸3秒キープして離す
3秒キープしたら、ふわっと手のひらを浮かします。①~③を2~3回繰り返しましょう。
マスクやイヤホン疲れでカチカチ耳の人が急増中。耳のコリが原因で頭痛を引き起こす場合もあります。耳たぶではなく、さらに内側の折れた部分(対輪)を下側・中央・上側とマッサージしましょう!
❶耳の下側
耳の内側下に人差し指を置いて、腕をぶら下げる感じで下に引き、3秒キープ後ゆるめます。
❷耳の中央
耳の内側中央に人差し指と中指を置いて、耳の後ろ側を親指で捉えます。耳を横に広げたまま後ろ側へと曲げて3秒キープ後ゆるめます。
❸耳の上側
耳の内側上と後ろ側を指で挟むようにして捉え、そのまま持ち上げて3秒キープ後ゆるめます。①~③を2~3回繰り返しましょう。
スマホやパソコンなど前かがみの姿勢で長時間使用しているとストレートネックの状態となり、自律神経の乱れや首・肩コリ、眼精疲労にも。首、肩、背にまたがる僧帽筋を優しくほぐしましょう。
❶盆のくぼを捉える
後頭部中央のくぼんだ部分「盆のくぼ」を左手の薬指で捉えて人差し指と中指を置き、そのまま左へ引いて3秒キープします。
❷首を回してキープ
①の状態で自分が気持ちいいと感じるところまで首を左側に回して3秒キープ後ゆるめます。顔を正面に戻し、同じ要領で右手・右向きも行います。①~②を2~3回繰り返しましょう。
右と左それぞれマッサージしましょう。入浴タイムやベッドで横たわりながらでもOK!