食卓に並んだ瞬間、思わず歓声があがりそうな
カラフルで可愛らしいデコ巻きずし。
手軽な材料を使って、春の行楽シーズンや
お祝いシーンにもぴったりなデコ巻きずしを作ってみませんか?
教えてくれた人 Kumiまきこ(藤村久美) さん
日本デコずし協会認定「マイスター」。「名古屋 デコ巻きずし教室 Kumiまきこ」を開き、デコ巻きずしのインストラクターとして活躍中。3児の母。
ブログ:
http://ameblo.jp/ryunakaza0526/
可愛いデコ巻きずしでシーンを晴れやかに演出
「季節感を演出できるので、ちょっとしたおもてなしや節句・誕生日のお祝いごとにもおすすめ」と語るのはデコ巻きずしインストラクターのKumi先生。おうちパーティやハレの日の食卓を華やかに飾る一品としてはもちろん、これからの季節は行楽や運動会、遠足のお弁当にも喜ばれそうです。 今回はKumi先生に、スティックチーズやふりかけなどの材料を使って手軽にできる2種類のデコ巻きずしを教えていただきました。見た目も春らしく、「料理が苦手なママでも大丈夫!」と先生太鼓判のデコ巻きずし。お子さんといっしょに作るのも楽しそう♪ぜひトライしてみてくださいね。


花芯にスティックチーズ、葉に野沢菜漬けを使って春らしいお花デザインに挑戦!
のりと酢めしは、使う分量にあらかじめ分けておきましょう。
花芯にスティックチーズ、葉に野沢菜漬けを使って春らしいお花デザインに挑戦!
のりと酢めしは、使う分量にあらかじめ分けておきましょう。
- 材料(4〜5カット分) -
  • 酢めし [白] 100g
  • 酢めし [ピンク] 100g (酢めし80g+おぼろ20g)
  • スティックチーズ 1本
  • 野沢菜漬物(茎部分) 10cm×5本
  • 手巻き用のり(19×約10cm) 3枚分 (1枚+1/3サイズ6枚)
- 作り方の手順 -
  • ❶ 花びらを作る
    巻き簀(す)にのり1/3サイズを置き、5等分しておいた酢めし[ピンク]を棒状にしてのせます。巻き簀で手前から外側へ転がすようにして巻き、花びらパーツが完成。これを5本作ります。
  • ❷ 花をまとめる
    手のひらに❶の花びらパーツをのせます。中央のくぼみに花芯としてチーズを挟むようにし、その上に花びらパーツをのせて、花の形になるよう、ぎゅっと押さえて整えます。
  • ❸ まわりを作る
    のり1枚と1/3サイズを接着し(ごはん粒を糊替わりに)つなぎます。巻き簀にのりを置き、外側5cm幅を残して酢めし[白]を均等に広げます。
    - POINT -
    写真のように酢めしを2〜3つに分けてから広げると、やりやすくなります。
  • ❹ 野沢菜を置いて巻く
    酢めしの上に野沢菜を等間隔に並べ、花びらのくぼみ部分に野沢菜がくるように置きます。巻き簀で手前から外側へと転がすように巻いてぎゅっと押さえ、形を丸く整えます。
  • ❺ 切って完成
    巻き簀の端にすしを移し、両端を手で押さえるようにして形を整えます。包丁で軽く4〜5等分の切り目をつけてから、両端を切り落とし、4〜5等分して完成です。


クマの顔パーツやハート型を逆さ向きにして組み立てていくような感じで作ります。切った後の断面にクマの顔をデコして仕上げます。デコする際にのりカッターがあると便利。
クマの顔パーツやハート型を逆さ向きにして組み立てていくような感じで作ります。切った後の断面にクマの顔をデコして仕上げます。デコする際にのりカッターがあると便利。
- 材料(4〜5カット分) -
  • 酢めし[ピンク] 140g (酢めし110g+おぼろ30g)
  • 酢めし[茶] 120g (酢めし110g+鰹ふりかけ5g+白すりごま5g)
  • チーズかまぼこ 1本
  • 手巻き用のり 約4枚分(19×約10cm) (2枚+1/2サイズ2枚+1/3サイズ2枚、余りは飾り用に使用)
- 作り方の手順 -
  • - 事前に -
    ◎ 鼻パーツ…のり1/2にチーズかまぼこを巻きます。
    ◎ 耳パーツ…のり1/3に酢めし[茶]30gを棒状に巻いたものを2本作ります。(小梅❶の作り方参照)
  • ❶ クマの顔パーツを作る
    横向きに置いた巻き簀にのり1枚、中央に鼻パーツ、その上からかぶせるように酢めし[茶]60gをのせ、かまぼこ型に整えます。巻き簀を使って、のりを左そして右と順番にとじて押し、顔パーツが完成。
  • ❷ まわりを作る
    のり1枚と1/2サイズをつなぎ、横向きに置いた巻き簀とのりの隙間に菜箸を置きます。のりの右側5cm幅を残して酢めし[ピンク]100gを広げ、菜箸で凹凸をつけた両端に耳パーツをのせます。
  • ❸ パーツを逆さ順に積む
    ❷に❶の顔パーツをのせます(平らな方を上に)。耳と顔の隙間を酢めし[ピンク]20gで埋め、残りの酢めしを顔パーツの上に、三角の山型に整えのせていきます。
  • ❹ ハート型に巻く
    巻き簀を使って、のりを下からかぶせるように左そして右と順番にとじてぎゅっと押さえ、ハート型に整えます。
  • ❺ 切って飾り付け
    小梅レシピ❺と同様に切ります。のりカッターなどでカットしておいた目、鼻、口をのせて完成!
キレイに切るコツは?
包丁は水に濡らしたものを軽く拭き取ってから切ると、酢めし部分がくっつきにくくなります。また、のりがパリッとしている状態よりも、巻いて少し時間を置いてからのほうが切りやすくベター。5切れが難しければ、4切れ幅でカットしてみましょう。
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