好評をいただいた前号特集に引き続き、収納レッスン第2弾!
オークラホームのモデルハウスを舞台に
家族みんなが幸せになる収納術をプロから教わります。
教えてくれた人 整理収納アドバイザー赤工友里 さん
株式会社Y-Style代表取締役。ワーキングマザーとして整理収納アドバイザー1級を取得し、家族が幸せになる収納=『かぞく収納』を発信中。 ブログは1日18万アクセスを記録。メディア掲載多数。
ウェブサイト http://kazokushuno.jp/
おさらい!日々の生活が楽になる「整理収納」とは
家の中で、まずは「整理」する場所を定めます。その後「収納」をする仕組みづくりを行うことで、日々の生活が楽になります。
整理収納する場所は、引き出し一カ所からのスタートでも大丈夫。今日は玄関、次は押し入れなど一カ所ずつ「整理」したら「収納」し、これを1年ほどかけて完成すると無理なくできます。
日々の片づけは、元の位置に戻すだけなので、ママはもちろんのこと子どもやパパにとっても簡単!家中のきれいがキープできるだけでなく、家事のシェアや時短にもつながります。
「靴は人別」「小物はグルーピング」にするとスッキリとした玄関がかなえられます。
靴を選ぶのが楽しくなるような収納を目指しましょう☆
玄関は家族みんなが毎日使う場所。整理収納ができていれば靴やモノを探す時間がグッと減り、生活がスムーズになります。
靴は人別、小物類は種類別に分けます。この時、履いていない靴・古い靴は思いきって処分し、自分が気に入っている靴だけを残します。小物も種類別に分けておきましょう。
下段から上段へと順を追って家族の身長別になるよう、使いやすい位置に収めます。子どもが自分で出し入れできるようになり、家族全員が格段に使いやすくなります。
日々、元の位置に戻すだけでスッキリした玄関をキープできるようになります。
下から妹(弟)→兄(姉)→ママ→パパという風に身長に合わせた収納位置にすることで、子どもでも自分で出し入れしやすくなります。
種類別に分けた小物は、「靴磨き用品」「車メンテナンス用品」「荷作り用品」など目的別にグルーピング。分けたら100均のケースなどを使って収納すると便利です。
遊び道具はキャスター付きのボックスに収納。子どもでも簡単に出し入れできて、お片づけ上手に♪
非常用袋は最低限のモノだけ入れて玄関に収納するのがベスト。持ち出し用の非常用袋は玄関に、食品など備蓄用はパントリーへ収納して管理しましょう。
上着はクローゼットまで持って行かず、帰宅後すぐ掛けられるようにしましょう。またバッグの一時置き場を玄関につくると散らかり防止になります。
オフシーズンの靴や、普段は出番の少ない冠婚葬祭用の靴は上段へ。
棚の位置が動かせるので便利!一番下の棚も取り外せるので、収納の自由度が大幅にアップ!
ベビーカーやゴルフバッグなどの大きな物も◎突然の来客にも慌てず、いつもスッキリ!
家族用、ゲスト用と動線が2つに分けられるから、使い勝手も抜群!
キャスター付きも使えて掃除もラクラク。スコップなどの砂付きのアイテムも収納可能。
納戸やロフトなどを家族の思い出収納のスペースに!
オークラホームの中2階空間「広すぎ収納」を活用した整理収納プランをご紹介します。
結婚、子どもの誕生そして成長にともない、思い出の写真や作品はどんどん増えていきます。家族一人ひとりの適正量を決めて、本当にお気に入りのものだけを厳選して収納するのがスッキリをキープする秘訣。
思い立ったらときどき見返すことができるような団らんスペースも確保しておきましょう。
家の階層構造の中2階に位置する空間。天井高を低く設定しつつも、充分な広さで多彩な用途に利用できます
「パパの思い出」「お兄ちゃんの思い出」など、思い出のモノや作品は人別に。適正量を決めて、大事に取っておきたいのモノだけを残します。
収納棚を上手に活用し、床には極力モノを置かないこと。部屋の真ん中は家族が集えるように空けておきましょう。
上段はアルバムコーナーや結婚式の思い出の品、季節の小物(節句人形やクリスマス用など)を収納する場所に。
空いてしまいがちな上部スペースも有効活用してスッキリ!
修繕などに必要とはわかっていても、意外と保管場所に悩むのが新築時に受け取るクロスの余り。押し入れの上部につっぱり棒を備えつけて収納しておくと邪魔にならず、スペースを有効活用できます。
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